傷んだ髪が気になる貴方だけのお話

髪の構造は、下図のようになっています。


毛髪の水分は殆どマトリックス中に保持されています(マトリックスが流失すると乾燥毛になります)。

上図の中で最も重要な要素となっているのがキューティクルマトリックスです。

これらのどの部分が損傷を受けているかによって、症状が異なります。
@キューティクル(毛髪外部)の損傷===⇒【形態的損傷】
◆ブラッシング、ブローetc.での摩擦→[キューティクルの傷や剥離]
◆パーマ、カラーリングによるオーバーアクション →[キューティクルの変形]
以上は艶・感触が悪化

Aマトリックス(毛髪内部)の損傷   ===⇒質的損傷】
◆シャンプー、パーマ、毛染め→マトリックスの流失
◆ブローによる熱           →タンパク質の変性
◆紫外線                →タンパク質の破壊
以上はゴワつき・枝毛・乾燥毛・切れ毛、弾力低下(パーマがとれやすい)を招く

傷む原因の中で「強度低下が大きいものほどダメージが大きい」と考えて下さい。

(伸度は湿度62%)

  処 理 前   処 理 後 強度低下

処 理 法

強度 g 伸度 % 強度 g 伸度 %   %
ブラッシング(ナイロン) 100回 121.6

50.8

115.4

53.0

− 6.0
      〃        200回 133.7

54.1

122.4

56.4

− 8.5
シャンプー(プレーンシャンプー) 3回連続 140.8

55.0

127.2

52.3

− 9.7
  〃 (トリートメントシャンプー)   〃 143.5

57.1

142.5

57.0

±   0

パーマ(PH9.4 アンモニアタイプ)      1回 136.4

58.4

132.5

61.3

− 2.9
                       2回 177.7

53.8

166.7

55.7

− 6.2
ブリーチ(6%H)          20分 133.7

55.8

111.8

57.9

−16.4
乾燥  (PH6)     80℃      5分 157.4

55.3

155.2

55.8

±   0

  〃  (PH10)   80℃      5分 130.0

57.9

126.7

54.0

− 3.4

原因は様々なものが複合的に作用し、現実には@・Aの損傷が同時に進行して行きます。

そんな状態で貴方は、
一生懸命トリートメントをやっているのに枝毛や感触がなかなか良くならない!!                  
と感じていませんか?

■リンス、トリートメントの主成分は
@カチオン界面活性剤・・・・・・・・毛髪の一時的柔軟作用

では、リンスやトリートメントで何故 治らないのでしょうか?!

よく、髪に良いのは【弱酸性】という、うたい文句を耳にします。

髪は左図の様に≪等電点≫で一番引締まって丈夫な状態です。
したがって、リンス、トリートメントは髪の≪等電点≫
すなわち≪弱酸性≫で調剤してあります。

 

髪が正常な状態なら良いのですが、
   
上の様に荒れた状態のまま安定しているので、キューティクルはそのままで全く治っていませんし、マトリックスの補充も殆どできないからです。

そして、リンス、トリートメントの主成分である油脂は

油脂の種類

吸着量

  (毛1gに対するmg数)
流動パラフィン

13

鉱物性液体でやや粘性あり
スクワラン

14

サメ肝油からとれるスクワレンを水素添加したもので、軽く粘性はない
セタノール

20

高級アルコール、常温で固形、ロウ状融点49℃
ラノリン

18

羊毛脂、粘着性の半流動性
蜜ロウ

23

蜜蜂の分泌物、融点62〜65℃
ステアリン酸

19

牛脂又は植物油から分離・精製・結晶、融点69℃
I.P.M

26

ミリスチン酸とイソプロピルアルコールから合成、軽い粘度のない液体

上図の油分を混合して溶かすと融点40〜45℃の混合油ができます。
これを乳化剤を使用してクリーム状にするわけですが、クリームが半固形であるということは水に分散された混合油の微粒子が
常温で固形だということで、単に塗擦するだけでは毛髪表面に付着しているだけで組織内への浸透は非常に弱いと考えねばなりません。
したがって、ヘアトリートメントを塗擦して温湯ですすぐだけでは毛髪表面に油の膜をつくる効果だけですからリンスと同程度の効果しか
上げられません。トリートメントクリームを流動性の液体油にした上で、さらに水蒸気の力を借りて毛髪内部に浸透させるには45℃程度の
スチーミングを数分間持続してやらねばなりません。これを家庭の「蒸しタオル」では困難です。

さらに、毛髪の構造が以下のようになっています。

 

 

 

 

 

その構造特性として、一番外側のエピキューティクルのみが《親油性》で、他はすべて《親水性》なのでキューティクルの荒れたダメージヘアには油脂の吸着する【 座 】がありません。

 

 

したがって、髪の【感触】【櫛通り】【艶】【弾力】【保水性】を回復させるにはしっかりと毛髪科学に基づいて
@荒れたキューティクルの形状を修正し
A失われたマトリックスを補充し
B消滅したキューティクルのかわりにコーティングし
C<持続性>のあるものにしてやることが必要です。

以上の事柄をすべて満たすことが、本来のヘアトリートメントです。
言いかえれば、家庭では出来ないプロの技術がTEMBINZA“EKBシステム”です。
           パーマやヘアカラーと同時に可能にしました。


持続性トリートメントでサラサラ、ツヤツヤの素材美を追及
荒れた毛髪の形状を整え、毛髪を強化し、感触と艶を格段に向上させ、枝毛までもくっつけ、生体高分子でコーティングしながら最高のコンディションをつくりだすシステムです。
■SARAコート¥3,000
髪に水分油分などを与え、しっとりしなやかにさせます。「髪がゴワゴワする」と感じておられる方に最適です。
■EKBコート¥6,500
髪にタンパク質、コーティング剤などでしっかりした弾力を与えます。「髪にはりがない、ボリュームが欲しい」と感じておられる方に最適です。さらに枝毛修復効果は抜群です。
■ティント\8,500
傷み過ぎて、毛先が白っぽく退色していませんか?その部分にうっすらと色味を入れながらタンパク質、コーティング剤などでしっかりした弾力と艶を与えます。